「インテリジェンス」と「インフォメーション」は、何が違うのか
「インテリジェンス」と
「インフォメーション」は、何が違うのか
この「インテリジェンス」と「インフォメーション」は、何が違うのでしょうか。
私の過去の講座では幾度かお話をしているのですけれども。やはり
インフォメーションというのは、物事を伝えるといいますか、要は情報の断片だけなのです。
一方で、インテリジェンスというのは。インフォメーシーンを集めて、そこに分析を加えて、1つのものに作り上げるということです。
インフォメーションというのは。ただ単に『良いリンゴがありますよ。値段が違いますよ』というだけの話であるというふうに考えると、分かりやすいかなと思います。
こういったインテリジエンスは、基本の基本なのですけれども、このインテリジェンスが今日本は非常に弱くなっている、この戦後3年、非常に弱くなっているということなのです。
しかし、日本は昔からそのようにして弱い国だったのかというと、決してそうではないのです。
よく言われる例えに、「戦国時代などの各地の戦国大名は、忍びなどの諜報技術をたくさん使った所が、結局最後は勝ち残った」ということがあります。
つまり、「まず敵の動きをよく知って、こちらの動きを敵に知らせない」ということなのだと想います。
それも、やはり断片的な情報だけではなくて、きちんと知識を統合きせた結果なのです。
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